四季彩舎は、美術系出版社で培った視点を活かし、個性が際立つアーティストの作品を選定・紹介しています。
年間約10回の展覧会を開催し、国内外のアートフェアにも積極的に参加。京橋を拠点に「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」を推進し、地域とアートの結びつきを深めています。
さらに、大宮での展覧会企画を開始し、美術愛好家以外にもアートを身近に感じてもらえるよう挑戦を続けています。
ミズテツオ
1980年代に「フラッグ・シリーズ」で脚光を浴びた画家である。
本シリーズは、海上での船舶間通信に用いられる「国際海洋信号旗」をモチーフに取り入れ、作品に昇華している。
イタリア、フランス、スペインなどに長く居住し、各地で展示を開催。
1987年にはローマ近郊アンツィオのコンクールに招聘出品し、特別賞を受賞。さらに、サンタ・アンナ教会のステンドグラス制作を依頼される。
「ピカソ・ダリ・シャガール・ミズ」展(1989年・バルセロナ)、「ダリ・ミズ」展(1990年・ボーヌ、フランス)などからも、欧州の画壇における高い評価がうかがえる。その作風は、極細のラインで仕切られたマットで量感のある絵肌が特徴的で、現代の抽象でありながら浮世絵との類似を指摘されることもある。
また、Art Basel(スイス)、FIAC(パリ)、Art Rio(ブラジル)など、数多くのアートフェアにも出展。1998年には、長野冬季オリンピックのフィギュアスケート会場「ホワイトリング」のエントランスホール正面に、巨大な陶壁画(32m×6m)を制作した。
2025年没
瀬戸優
彫刻家。1994年神奈川県小田原市生まれ。
自然科学を考察し、主に野生動物をモチーフとした彫刻作品を制作する。
彫刻の素材であるテラコッタ(土器)は作家の触覚や軌跡がダイレクトに表面に現れ、躍動感のある作品となっている。 画廊での展示販売を中心に国内外へ幅広く作品を提供。
ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~に出演(2017)
ファッションブランド「FRAPBOIS」とコラボレーション。(2018-19A/W・S/Sコレクション)
共同アトリエ「OKUDO STUDIO」を立ち上げる(2020)
日貿出版社より瀬戸優ペン画集「PROGRESS」を刊行(2021)
ファッションブランド「AUBETT」とコラボレーション(2022)
【略歴】
1994
神奈川県小田原市生まれ
2014
東京藝術大学美術学部彫刻科入学
2015
藝大アーツイン丸の内賞(GAM賞) 受賞
2016
観◯光賞 第二席 受賞
2017
KENZAN2017 roidworksgallery賞 受賞
ブレイク前夜~次世代の芸術家たち~に出演
2018
東京藝術大学美術学部彫刻科 卒業
四季彩舎にて初個展「瀬戸優展 月を知る」
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻 入学
ファッションブランド「FRAPBOIS」とコラボレーション。2018-19A/W・S/Sコレクション共に瀬戸優のドローイングテキスタイルを用いた商品を展開
2020
東京医科歯科大学奨励賞 受賞
東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻 修了
ミズテツオ I 瀬戸優
東京都中央区京橋2-11-9
西堀11番地ビル2F
03-3535-2131
shikisaisha.i@gmail.com